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伊香招魂社例祭

今年は先の大戦から75年になる。戦後生まれの人ですら後期高齢者となり戦争の記憶は失われようとしている。朝のドラマ「エール」を身近に感じながら見られるのは父母から直接戦争のことを聞いた世代より上の人たちであろう。伊香具神社の東にある招魂社についても今やどんな社であるのか氏子の中にも知らない世代の人が多くなっている。先日この社の例大祭が実施され旧伊香郡の戦没者遺族代表者や大音区民が参列した。宮司祝詞に続き自治会代表者横関悦男が祭文を奏上し今後も慰霊祭を継続する意思とその意義を奏上した。薄れゆく戦争の記憶を残し続けてゆくことがこの例祭を催行する大きな意味でもあろう。